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ふすまの下貼りをのぞいてみれば・・・

今日はぽかぽか陽気の山口市
このまま春になってくれるといいのですが


さて、小春日和の中「愛あったまる山口お宝展」開催中です。
市内の神社仏閣観光施設等で、今しか見ることのできないお宝が一斉公開されています。


今日は山口市菜香亭のお宝で公開されているお宝のご紹介ですchiyoda1.jpg


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ここ山口市菜香亭は、明治時代に多くの偉人たちを迎えた「料亭菜香亭」を
当時の姿に再現した施設です。

料亭菜香亭は、明治10年頃創業し
明治20年7月1日に洋食堂を開設(現在の会議室)。
山口市で初めて西洋料理を提供するようになりました。


昨年、古いふすまの張り替え作業が行われた際に、
ふすまの下貼りから当時の洋食の献立表が発見されました

当時の洋食事情や菜香亭での会食の様子がよくわかる貴重な資料として
今回のお宝展で初公開されることになりました。

題して「料亭菜香亭の襖の下貼りからみる明治の洋食」

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今日は平日にも関わらず、多くのお客様で賑わっていました。


こちらが襖の下貼りから見つかった当時の洋食メニュー。↓

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この紙は、お客様が注文した品を店人がその場で書き留め
提供した順に横線で消して行ったもので、
今で言う「注文伝票」のようなものなのだそうです。
(高校時代のカレー屋のバイト時代を思い出しました全然次元が違いますが

この紙から、誰にどんなものを振る舞っていたか、ということが分かるそうです。


初代内閣総理大臣、伊藤博文に振る舞った料理も明記されており(和食なので今回は展示はないですが)
伊藤博文が実際に使用したとされるワイングラスの展示もありました。

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「おお・・このグラスたちが伊藤博文と口づけをしたのですね!」
と菜香亭の案内人様に感動を伝えると
「指紋がついているとかDNAが残っているとかはよく言われますけど・・・口付けは初めて聞いたなぁ(--;」
と言われてしまいましたが、、、


歴史の品からいろんな場面を想像するのは楽しいものです(´▽`)フフフ


また、夏目漱石の「坊っちゃん」に出てくる「山嵐」のモデルと言われている隈本有尚先生が
ここ菜香亭で洋食を食したということが分かる資料の展示も。

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ふむ。色んな人が来ていたのですねぇ。


そしてこんなモノも発見しました。

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明治時代の洋食宴席でのマナー。


よく読むと「そんなことまで書く必要が?!」ということがたくさんあります
新しい文化に慣れるとは、一苦労でありますなぁ。



他にも、洋食を作っていた料理人の紹介や、明治時代の洋食レシピや当時の山口の様子、
実際に下貼りが貼られていたふすま(の骨)の展示がされています。


「120年前のセレブが食した洋食ですよ~!」という菜香亭の案内人様の呼び掛けに
「まあー、素敵な料亭~!こんなところで食事してみたいねぇ。。」とたくさんのお客様が
企画展を見入っていました。


是非みなさまも、ふすまの下に隠されていたセレブな文化をのぞきに来て下さい♪


山口市企画展「料亭菜香亭の襖の下貼りからみる明治の洋食」
開催期間:2月11日(金・祝)~4月3日(日)
       午前9時~午後5時 ※火曜休館
会  場:大広間展示室
観 覧 料:大人100円、小人50円(大広間観覧含む)
問 合 せ:山口市菜香亭083-934-3312






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テーマ : 山口県 - ジャンル : 地域情報

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