大内塗の箸作り体験♪
すっかり秋らしい、気持ちの良いお天気が続いています@山口市。
観光にも、散策にも、運動にも、お食事にも、最高の季節がやってきました^^
この季節は市内のあちこちで、バス遠足や社会見学中のかわいいお客さんに出会います。
先日は、「大内塗の箸作り」を体験しに、
下関市立吉見小学校の4年生が山口市にやって来てくれました。
賑やかで楽しそうな体験の様子をご紹介します♪
====================

大内人形に代表される「大内塗」は山口市の伝統工芸です。
「大内塗」は、約600年前の大内弘世のころ、都にあこがれていた大内氏が京都から
漆塗りの職人を山口に呼び寄せて漆器を盛んに作らせたのが始まりと言われています。
「大内塗」の作品には、人形の他にも、お椀やお盆、箸、
ストラップや小物入れなど、装飾品から日用品まで様々な種類のものがあります。
山口ふるさと伝承総合センターにある、「大内塗」体験の教室では、
日々の必需品、箸を作ります。
まずは大内塗職人の冨田先生のわかりやすい説明から始まります。

「みなさ~ん、知ってますか~?
じゃぱーん。じゃぱーんって知ってる?そう、日本ね。
でもじゃぱーんって言葉には、日本っていう意味以外に
“漆・漆器”っていう意味があるんだよ~。
JAPANは日本でもあり、漆でもある。
つまり、漆は日本を代表する工芸品とも言えるね。」
と・・・・・(私、初めて知りました。。。
え?これ常識?)
ちなみに大内塗は、全国で3つある国の伝統的工芸品の1つに指定されるほど。
(他の2つは、萩焼と赤間硯です)
THE、日本!
の作品作り。貴重な体験は、子どもから大人はもちろん、
最近では海外の方にも喜ばれているそうです。
さて、説明がおわれば、早速実践です。
まずはこちらが、橋塗りキット↓


あらかじめ塗装された箸から、好きな色を選びます。
体験では、箸の上部(持ち手)の部分に、漆塗りと金箔の装飾を施します。

箸を選んだら、早速漆塗りへ。
漆は非常に強力な塗料です。顔につかないように気を付けて~
慎重に、慎重に、漆を塗ります。なかなか粘度があるようですよ

漆を塗り終わったら、金箔を貼ります。

薄さ、なんと10000分の1ミリ。

繊細な金箔を、片方の箸の先に器用に貼り付け、優しく抑えます。これがなかなか難しい。
鼻息のかからないように、息が止まりそうな作業です^^;
片方が終われば、もう片方も。

この時、集中しすぎて先に作った方の箸の漆がほっぺたにつく子もいるのだとか・・・
最後まで、気は抜けません(@◇@)
そんなこんなで、完成

この状態で、約3週間乾燥させます。
乾いた箸は、ご自宅へ宅配してもらえます。
世界で一つだけの、自分の作ったお箸で食べるご飯はきっと何倍も美味しく感じることでしょう♡
「今日作った箸は、大事に使えば、
みなさんが大学生になるくらいまで使えるよ。
大事に大事に使ってあげてくださいね~^^」
と冨田先生。
大内塗の箸たちは、育ちざかりの子どもたちををしっかり支えてくれることでしょう

★
大内塗の箸作り体験は、個人でも団体でもご利用できます。(要予約)
所要時間は約30分~60分。
料金は860円(税込)※別途送料がかかります
申込先は山口ふるさと伝承総合センター
〒753-0034山口県山口市下竪小路12
TEL:083-928-3333
○担当:冨田潤二先生(冨田大内塗製作所)
芸術の秋に、あなただけのオリジナル箸を作ってみませんか?
大内塗の箸作り体験のご紹介でした
吉見小学校のみなさん、先生方、ありがとうございました
また遊びに来てくださいね~
千代田
観光にも、散策にも、運動にも、お食事にも、最高の季節がやってきました^^
この季節は市内のあちこちで、バス遠足や社会見学中のかわいいお客さんに出会います。
先日は、「大内塗の箸作り」を体験しに、
下関市立吉見小学校の4年生が山口市にやって来てくれました。
賑やかで楽しそうな体験の様子をご紹介します♪
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大内人形に代表される「大内塗」は山口市の伝統工芸です。
「大内塗」は、約600年前の大内弘世のころ、都にあこがれていた大内氏が京都から
漆塗りの職人を山口に呼び寄せて漆器を盛んに作らせたのが始まりと言われています。
「大内塗」の作品には、人形の他にも、お椀やお盆、箸、
ストラップや小物入れなど、装飾品から日用品まで様々な種類のものがあります。
山口ふるさと伝承総合センターにある、「大内塗」体験の教室では、
日々の必需品、箸を作ります。
まずは大内塗職人の冨田先生のわかりやすい説明から始まります。

「みなさ~ん、知ってますか~?
じゃぱーん。じゃぱーんって知ってる?そう、日本ね。
でもじゃぱーんって言葉には、日本っていう意味以外に
“漆・漆器”っていう意味があるんだよ~。
JAPANは日本でもあり、漆でもある。
つまり、漆は日本を代表する工芸品とも言えるね。」
と・・・・・(私、初めて知りました。。。


ちなみに大内塗は、全国で3つある国の伝統的工芸品の1つに指定されるほど。
(他の2つは、萩焼と赤間硯です)
THE、日本!

最近では海外の方にも喜ばれているそうです。
さて、説明がおわれば、早速実践です。
まずはこちらが、橋塗りキット↓


あらかじめ塗装された箸から、好きな色を選びます。
体験では、箸の上部(持ち手)の部分に、漆塗りと金箔の装飾を施します。

箸を選んだら、早速漆塗りへ。
漆は非常に強力な塗料です。顔につかないように気を付けて~
慎重に、慎重に、漆を塗ります。なかなか粘度があるようですよ

漆を塗り終わったら、金箔を貼ります。

薄さ、なんと10000分の1ミリ。

繊細な金箔を、片方の箸の先に器用に貼り付け、優しく抑えます。これがなかなか難しい。
鼻息のかからないように、息が止まりそうな作業です^^;
片方が終われば、もう片方も。

この時、集中しすぎて先に作った方の箸の漆がほっぺたにつく子もいるのだとか・・・
最後まで、気は抜けません(@◇@)
そんなこんなで、完成


この状態で、約3週間乾燥させます。
乾いた箸は、ご自宅へ宅配してもらえます。
世界で一つだけの、自分の作ったお箸で食べるご飯はきっと何倍も美味しく感じることでしょう♡
「今日作った箸は、大事に使えば、
みなさんが大学生になるくらいまで使えるよ。
大事に大事に使ってあげてくださいね~^^」
と冨田先生。
大内塗の箸たちは、育ちざかりの子どもたちををしっかり支えてくれることでしょう


★
大内塗の箸作り体験は、個人でも団体でもご利用できます。(要予約)
所要時間は約30分~60分。
料金は860円(税込)※別途送料がかかります
申込先は山口ふるさと伝承総合センター
〒753-0034山口県山口市下竪小路12
TEL:083-928-3333
○担当:冨田潤二先生(冨田大内塗製作所)
芸術の秋に、あなただけのオリジナル箸を作ってみませんか?
大内塗の箸作り体験のご紹介でした

吉見小学校のみなさん、先生方、ありがとうございました

また遊びに来てくださいね~

千代田
