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≪ほろよい通り≫のマンホールのふた

ariyoshi[1]

山口市湯田温泉
ほろよい通りのマンホールのふた


ほろよい


ほろよい1

≪ほろほろ酔うて木の葉ふる≫

山口市に其中庵や風来居の庵をかまえた自由律俳句の俳人 種田山頭火 が詠んだ俳句です。
(種田山頭火の詳しくは → コチラ

こよなく酒を愛したことで知られる山頭火。
山口の地酒に『山頭火』もあるほどです。

酒に酔っていく過程を、
ほろほろ~ふらふら~ぐでぐで~ごろごろ~ぼろぼろ~どろどろ
と表現したともされています。

そのほろほろの状態で歩いていくと、
落葉もほろほろとふりかかる。

山頭火と落葉が溶け込んだ風景がそこにあります。


2012年の幕開けの1月も本日まで。
明日からは、早くも2月。
3日後には節分を、4日は立春を迎えます。

新年会に一息つき、
春は新たな別れと出会いが多くある季節です。

人は楽しいにつけ、悲しいにつけ、寂しいにつけ、酒を飲む。
同じ飲むなら、よき人と、よき肴を得て飲みたいものだ。
それでこそ、身口意すべて至福に酔うというものである。

という言葉があります。

仲間をこぞって、出かけてみませんか。

飲食にお共できるガイドブックはこちら↓↓↓
≪ゆけむり手形≫
ゆけむり




有吉




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一の坂川で色々なホタルを愉しむ

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初夏の風物詩、一の坂川のゲンジボタル。

こんな愉しみ方もあります。

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白黒versionもあります。

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画像 152

一の坂川は、昔より、桜とゲンジボタルで市民に親しまれている散策通りです。

そして、今回新たに碑が建立されました。
時は、室町時代に詠まれた歌です。

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1400年代の大内の殿様、大内盛見が詠みました。

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長い時を経て愛され続けている山口の風景です。
さぁ、一の坂を散策しましょう。


※追記:
①6/5(日)は、2358匹のゲンジボタルの観察数です。
今年、近年共、最高の数字だとか。(参照サイト → 山口ふるさと伝承総合センター内HP
そろそろピークとのことです。
本日も、雨マークが消えましたので、狙い目かも。

②一の坂川を上流に9号線バイパスを渡り、瑠璃光寺方面へ
コミュニティー道路を歩くと、
木町橋の手前香山橋付近も隠れたスポット(by 我らが上司Sの言葉です)



有吉




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温泉通り の マンホールのふた Vol.2

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早くも好評を博しているマンホールのふたシリーズ第2弾!
(第1弾の記事は コチラ )


本日は、山口市湯田温泉【温泉通り】のマンホールのふたをご紹介しましょう。

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「ねぇ、あんたぁ。
やっぱり、温泉でいっぱいはいいもんよねぇ~」

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あれ~、今宵はだんさん一人で温泉ですかぁ。
奥方は、女子会におでかけ?それとも・・・

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あぁ~、家族が増えたのですね。
「家族でのんびり貸し切り風呂もいいもんだわねぇ~」

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「~歳をとっても、温泉はやっぱり連れ合いがいいもんよのぉ~」

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あれ?この若いお嬢ちゃんは、ひょっとして大きくなった子ぎつねちゃん・・・?
「あぁ~、わたくしの殿方は、どこかしら?
温泉につかって待ってみようかしらねぇ~」



などと声が聞こえてきそうな、温泉通りのマンホールのふたシリーズです。
※注・・・ちなみに、注釈は作です。別のストーリーが浮かんだ方はご連絡を



今回の温泉通り。
湯田温泉 ホテル松政さんからまっすぐ伸びる通りです。
この通りは、
ゆけむり手形の協賛飲食店がいっぱい。(ゆけむり手形とは)

寿司・・・栄寿司
居酒屋・・・味処 圭介
鍋どころ・・・旭園
焼肉屋・・・炎屋おんじ
バー・・・野風
バー・・・BAR IRIS
ボーイズバー・・・misty 


下を見て歩いて、上を見て歩いて、忙しい温泉通りでございます。





有吉




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湯の町通り と 薬師如来さま 【マンホールのふたシリーズ】

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シリーズでお伝えしていきたいと思います。
本日は、その第1弾。

寒き日折には、なかなか上を向いて背筋を伸ばして歩けないもの。
下を向いて歩いていいことがあるかな。

はい。おもしろいものを見つけました。

★マンホールのふたでみる湯田の歴史と文化★

まず、湯の町通りから始めてみましょう。

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どうやら、その昔狐が池(温泉)につかっていたようですねぇ。


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昔々、湯田の権現山の麓の寺にちいさな池がありました。


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その池に毎晩、傷ついた白狐がやってきて、足をつけていました。


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この様子を見ていた寺の和尚さんが、不思議に思って、その池の水に手をつけてみると、
ほんのり温かかったのです。


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そこで、池を深く掘ってみると、湯がこんこんと湧き、
同時に、薬師如来の金像が現れたのです。


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和尚さんは仏堂を建てて薬師如来を安置し、湯田温泉を鎮護する仏としたのです。
この仏像は拝んで湯あみをすると難病も治る
「白狐の湯」として評判となり、温泉は栄えるようになりました。


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山口の民衆が多く集まり、現在もたくさんの人が湯田温泉を訪れています。
※文章:湯田温泉旅館協同組合HPより参照(HP



この物語がみれる場所は、湯の町通り。
300mほどの距離ですが、
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5箇所のうちの1つの足湯があり     中原中也の生誕地に建つ中原中也記念館があり


盛りだくさんの湯の町通りです。



薬師如来さまは、といいますと~

その当時、敷地内にお寺があったとされる野原家、
現在の 湯別当野原 さんに祀られています。
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いつでもお参りできるように分霊が祀られています。
湯別当野原さんのHP 


さぁ、湯の町通りと湯田温泉におわします薬師如来さまを訪ねてみましょう。




有吉




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